REPORT 現地レポート

SoftBankカップ2021(埼玉大会)最終戦はNBA選手5人を擁する強豪フランスと腕試し(7月18日(日)13:30TIP-OFF)

2021年7月17日

 本番を見据えたAKATSUKI FIVE 男子日本代表の強化試合は、昨日の男子ベルギー代表にリベンジを果たし、4勝3敗と勝ち越しました。最後の強化試合は7月18日(日)13:30より、5人のNBA選手を擁する男子フランス代表を迎え、「SoftBankカップ2021バスケットボール男子日本代表国際強化試合」が開催されます。チケットはすでに完売。日本テレビ系にて生中継、バスケットLIVE、スポーツナビにてライブ配信されますので、ぜひご覧ください。

 FIBAランキング7位(日本42位)のフランスですが、フリオ・ラマスヘッドコーチは「世界トップ5に入る実力があるチーム」と言い、実際2019年ワールドカップでは銅メダルを獲得した実力の持ち主です。その大会でのチーム得点王は#10 エバン・フルニエ選手(ボストン・セルティックス)の19.8点。9.1リバウンドを記録したルディ・ゴベール選手(ユタ・ジャズ)は攻守にわたってチームを牽引します。

 同じNBA選手の渡邊雄太選手と八村塁選手は慣れていますが、それ以外の選手にとってははじめての経験またはFIBAワールドカップでのアメリカ戦以来のビッグネームたちとの対戦となります。日本代表に初選出されたギャビン・エドワーズ選手は、コネティカット大学時代のチームメイトであり、NBAだけではなく横浜ビー・コルセアーズでもプレーした221cmのハシーム・サビート選手をイメージしながら備えます。

「いつも打てるようなシュートも、NBAレベルの大きな選手を相手には打てなくなることもあるので、高さをイメージしながらしっかり準備していきたいです。アドバンテージがあるとすれば、クイックネスのところだと思っています。けっして、ゴベール選手にスピードがないと言っているわけではありません。ただ、アドバンテージがあるとすればそこだと思っており、クイックネスを意識して戦っていきたいです」

 フランス戦での優先事項として、ラマスヘッドコーチは「我々が目指すスタイルをまず確認し、オフェンスでもディフェンスでもどこまで通用するのか、その成長を見極めたいです。12人が揃った中でうまくローテーションさせながら、フランスと常に競った展開を作りながら勝利につなげたいですが、今の段階ではどんな試合になるかはわからないです」というのが正直なところです。約1週間後からはじまる本番ではFIBAワールドカップチャンピオンのスペイン、同準優勝のアルゼンチン、そしてFIBAオリンピック世界最終予選を勝ち上がってきたスロベニアとの対戦が待っています。歴史的1勝を目指す男子日本代表が、どこまで世界レベルに近づいているのかを占う腕試しとなります。

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